ユーグレナバイオ燃料が原発やエネルギー安全保障の問題を解決するかもしれない理由

ユーグレナ、知ってますか

ユーグレナとはミドリムシの学名で、食料としての利用や太陽の光エネルギーを貯蔵する手段として注目されています。デイトレーダーの方などはユーグレナという企業やその関連株について聞いたことがあるでしょう。最近何かと耳にすることの多いユーグレナ、果たして何が凄いのでしょうか。今回は太陽の光エネルギーを貯蔵する手段としてのユーグレナについて語りたいと思います。

ユーグレナで空を飛ぶ

ユーグレナバイオ燃料はジェット機などに実用化される可能性がある期待の燃料です。大量培養の技術がベンチャー企業のeuglenaによって開発され、実用化はコストの問題だと言われています。今後大量生産によって価格が安くなれば資源の無い国日本に有力な国産燃料がもたらされるかも知れません。

カーボンニュートラル

このユーグレナバイオ燃料は、燃やしてもユーグレナが吸着した二酸化炭素しか排出しないので、生産から利用までをトータルで考えた場合、二酸化炭素を増やしません。所謂カーボンニュートラルな燃料です。再生可能エネルギーに数えられるエコな燃料で、更に燃料と言う形で一度貯蔵ができるので、ベースロード電源になり得ます。コストの問題さえなんとかなれば原発の代替となる可能性のある燃料なのです。

エネルギー安全保障

日本は資源の無い国なので、エネルギーについては余裕がありません。また石油に依存すれば不安定な中東と深く関わらざるを得なくなります。中東紛争によるオイルショックがあったように、石油の値段は中東の情勢に深く関わって居ます。そのためオイルショック以降、日本は出来る限り石油依存度を下げる政策を取ってきました。その中の1つに近年問題になっている原発があります。

国産燃料があるということは海外からの燃料の供給が止まった場合でもお金さえあれば困らないと言うことです。日本は中東で最悪なことが起きた場合に備えたいです。エネルギー安全保障の根幹はそこで、そういった目的について国産燃料はとてつもない強みになります。

原発と電気自動車、ユーグレナとディーゼル車と火力発電

これは理想論ですが中東のメインの産油国全てと関係を切っても日本がエネルギーに困らない状態を作りたいとしましょう。もちろん夢のような話なのですが、夢のような状態を仮定することにはいくらかの意味があるでしょう。ここで仮定したいこととはつまり石油に全く依存しない社会です。

原発が沢山あって世の中には電気自動車しか走っていないという状況になればこれは達成できます。しかし原発事故が示すようにこれには様々な問題があります。あんな事故を起こしてしまっては原発はもうそうは作れないでしょう。ではユーグレナバイオ燃料とそれで動くであろうバイオディーゼル車、火力発電という組み合わせはどうでしょう。これでも石油に一切依存せずに機能するのでは無いのでしょうか。もしこんなことができたら日本は産油国ですね。当然技術的、コスト的な問題は大いにありますが、嫌な思いをしながら原発に頼り続けるより夢のある話ではないかと思います。

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