サーバーとは何かをどう説明すればよいか

サーバーってなんなのって質問された

「サーバーってなんなの」って質問をされる人は多いと思います。どう説明すれば良いのか、その場では迷ってしまって、正鵠を射るような回答が出来なかったので、今後のためにもどう回答すべきかまとめておこうと思います。

サーバーは経済的なシステム

サーバーの説明をする際に、昔のコンピューターはデカくて高価で個人的に使えるようなものでは無かったと言う話を知っておくべきでしょう。私は生まれていないような時代の話ですが、コンピューターは本体とそれを操作する部分が別々の代物でした。コンピューター本体は、時代によっては平均的なリビング一つが軽く埋まるようなサイズで、本体代はとてつもなく高かったそうです。

コンピューター本体が馬鹿みたいに高いので、コンピューターは現在のように一人一つは買えません。本体の計算能力を会社内などでシェアしようと言う需要が生まれます。この本体にあたるものがサーバーです。

その頃のコンピューターはUNIXマシンと呼ばれ、文字での入力を受け付け、文字で出力を返すようなものでした。ですので、個人に与えられるマシンは、文字が入力出来て、受け取った文字を表示することが出来れば事足ります。

現在MacやLinuxには端末のエミュレーターが搭載されていますが、これらはその頃の名残です。現在ではコンピューターの性能は飛躍的に進歩し、UNIXのサーバーもクライアントも一つのマシンに入ってしまっていますが、もとはリビングほどのサイズのマシンにデスクトップから計算能力を利用するものだったのです。

じゃあ現代で言うサーバーとは何か

先の説明ではじゃあ現在のサーバーって何なのと言う話になるでしょう。基本的にはとてつもなく沢山の計算をこなせるマシンがどこか一箇所に集まっている。という先の説明通りなのですが、現在では少々話が違います。

第一に規模が変わりました。コンピューターが大量に置いてあるサーバーセンターと言う場所が出来て、インターネットを通してアクセスするようになりました。会社内でコンピューターをシェアしていたものが、日本中、世界中でシェアされるようになりました。現在では演算能力は家庭にあるパーソナルなコンピューターで困りませんので、データがシェアされていると言うことをイメージして頂ければ良いと思います。

また現在のサーバーは24時間駆動が当たり前で、かつ急にシャットダウンしてしまったり、データが消えたりすることが絶対に無いような仕組みが求められます。ネットワークも24時間外に開かなければならないので、セキュリティの問題も発生します。これを家庭でやろうとおもったら大変です。そういった意味でも、演算資源をサーバーセンターに集め、専門の企業が一元管理するという形が形成されていったのです。

これらを踏まえて「サーバーって何」にはどう答えるべきか

以下のような順番で話せば間違いないと思います。今度聞いてくれた子にはこう答えようと思います。

  • サーバークライアントモデルがコンピューター黎明期に経済的な事情で仕方なく生まれたこと。

  • 相手がMacを使っているなら、端末と本体は文字通り別々だったと言うこと。

  • 現在ではインターネットが発達して、遠くにあるサーバーセンターにアクセス出来るようになったこと。

  • 家でサーバーマシンを運用することは出来なくは無いけど、全く割に合わない無駄な行動であること。

IT界の様々な概念を分かりやすく説明出来るエンジニアになりたいですね。

Add a Comment

メールアドレスの入力は任意です。(公開されることはありません)