なぜITを学ぶべきか

計算機が変えた世界

現代の生活は最早、コンピューター無しでは成り立ちません。スマートフォンやゲーム機は正にコンピューターですし、家電や車にもコンピューターが入っています。産業用の機械などにもコンピューターは欠かせない存在となっています。

コンピューターとは直訳で計算機と言う意味です。コンピューターのプログラムは全て0,1の2つの数しかない計算に還元され、その計算が大量に積み重なることによって音楽が再生されたり、ゲームが動いたりします。

おそらく、コンピューターは計算をしているんだと言うことにピンと来る人は、既に情報工学に造詣の深い人でしょう。私が始めてコンピューターを触った頃、私にとってのコンピューターは魔法の箱でした。箱と言う表現は現代の子供には通じないかも知れませんね。

魔法の箱を魔法の箱のままで終わらせたく無くて、自然にITを勉強したいと思ったわけです。

ITを学ぶと世界の見え方が変わる

私は「学ぶ」ということは新たに感覚器官を得るような体験だと考えています。何かを見たり聞いたりした時に、その情報を感じるのは自分の頭です。その頭に新たな思考回路が宿れば、同じものを見た時でも別の感じ方を出来るようになります。

ITを学ぶと、世界が思った以上にITに支配されていることが分かるようになります。例えば、私がお世話になったアルバイト先のチェーン店のレジは、全て本部に繋がっていて、お釣りの計算などの他に、販売データの収集にも利用されていました。既にその程度のことであればほぼ全ての小売店がやっているでしょう。また、そのようなデータを収集し、それに基づいた合理的な数値目標や経営方針が掲げられていました。このようにITはビジネスに応用されているのだと実感した経験でした。

知っているのと知っていないのとでは大違いです。ITに限らず、ある分野をきちんと学習すると、同じ体験をしても全く別のところに着目出来るようになります。ITに限らず、学びは世界の見え方そのものを変えてくれます。

ITはとてつもなく応用範囲が広い

小売店もそうですが、現在ビジネスと言うビジネスほぼ全てにITが応用されています。将来どのような分野に携わりたいかに関わらず、ITは学ぶべきです。様々な分野でITを用いたイノベーションが待望されているのです。医療とIT、建築とIT、出版とIT、小売とIT、どんな組み合わせでもITは生きます。様々な業種の人が「この業務はITを応用出来る」と気が付けると言うことが重要なのです。

ITは仕組みを作りますが、いくら優秀なエンジニアでも全然違う分野で必要とされるような仕組みは作れません。ITを学んでいなければ出てこない発想があるように、あなたの専門分野を学んでいなければ出てこない発想もあります。専門分野だけに限らず、あなたの経験が無ければ出てこない発想、あなたにしか出来ない発想があるかも知れません。そういった発想を形にするのにITは大いに役立ちます。全ての人がITを学ぶ世界はきっと今よりずっと生産的な世界でしょう。

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