クラウドファウンディングで変わり始めた世界

冷戦と資本主義

米ソの冷戦は、ソ連の解体と言う社会主義陣営の敗北を象徴する出来事の後に終わりました。冷戦が浮き彫りにしたのは、資本主義によって豊かな生活を犠牲にせず強い国を作れると言うことです。資本主義においては多様な娯楽が生まれ、仕事を効率化する道具が生み出され生産性が上がり、人々の生活は豊かになります。その中から税として資本を掠め取ることで、国というシステムが成り立つ力となります。冷戦はそれを証明した歴史的な出来事であると言えます。

資本主義の良さはイノベーションの促進にあるという主張は良く耳にします。資本主義においては、人々の生活を豊かにするシステムや製品を考えた人にお金が周り、それを構築する力を与えるのだと言う主張です。銀行や投資家は将来性のある事業に投資し、上記の理論でイノベーションを促進します。ベンチャーキャピタルと言われる、良いシステムや製品を今思いついた、と言うような人に投資する組織もあります。

クラウドファウンディングは銀行やベンチャーキャピタルに並ぶ資本主義の中核になる

資本主義を標榜する国家において資本の流れはとても重要です。近年その流れを大きく変える仕組みが作られました。それこそがクラウドファウンディングです。

代表的なクラウドファウンディングサービスと言えば、世界においてはKickstarter、日本においてはCAMPFIREなどがあります。プロダクトの企画に対して個人単位で投資をし、目標金額が集まったら作り始め、実際のプロダクトを投資金額に見合った特典を付けて贈ると言うのが基本的な流れです。

これにより個人レベルでプロダクトを製作し、個人レベルで投資をすると言うことが可能になりました。クラウドファウンディングは音楽、ゲームなどのコンテンツ製作の支援などを投資と言う形で行うことも出来ます。

生活を便利にする製品は、頭のいい人だけが思いつくわけではありません。一人一人平等の違った時を過ごすわけですから、それを勉強に費やした人と、そうで無い人とでは、違った発想が出てくるのが自然です。現代であれば人は日常的に音楽を聞くでしょうし、家事をこなす中からそれを効率化するための製品が生まれることもあるでしょう。

消費者から見た資本主義の旨味は、様々な種類の価値あるものの中から、自分か最も価値のあるものを選べると言う点にあるかと思います。様々なプロダクトを世に送り出せるクラウドファウンディングという仕組みは、資本主義で発生する「多様な価値」と言う旨味を最大化する中核的なシステムとなるでしょう。

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