emacs25.1がリリース

Emacsという「環境」

emacs25.1の最新機能であるXwidgetはemacsのもともと高い拡張性をさらに上の次元に引き上げました。emacsはその何でも出来てしまう拡張性故に「環境」であると言うことが度々言われていました。この環境はデスクトップ環境のような意味合いで、つまり何か作業をするベースとなるシステムに過ぎないと言う意味です。

emacsは言わずと知れたCUIの高機能テキストエディタです。一部から宗教的な人気を博していることが知られています。テキストエディタらしからぬ拡張性が特徴でemacs内でシェルやメーラー、RSSリーダーなどが動いてしまいます。この辺りからemacsは環境であると言われるわけです。

今回のアップデートで、webkitを使ったフル機能のブラウザが動くようになり、emacsはより環境と呼ぶに相応しいものになりました。emacsはどこへ向かうのでしょうか。

テキストエディタとしてはどうなんだろう

テキストエディタは基本的にシンプルなものであるべきだと私は考えています。これ以上は不毛なエディタ戦争となるので多くを語るつもりはありませんが、さらに高機能化する意味があるとは思えません。

vi emacs共に高機能化してきた

Linuxにおいてviというコマンドで実行されるのはvimだったりします。そのvimですが、プラグインもりもりにしてIDEとして使うのが一般的になって来ています。個人的には頻繁にシェルに戻りながらシェルのツールを使って開発するのがvimだと思うのですが、一度起動したらなかなか停止させないというようなemacs的な文化はどうやらvimユーザーの間でもスタンダードのようです。

エディタ戦争は終了しているのか

vi emacsという宗教的な人気を誇る二大エディタに関する一連の論争、通称エディタ戦争はすでに破綻しているように思えます。vimはユーザーによってガンガン拡張されてますし、emacsはテキストエディタでは無くなりました。時代は変わったと言うことでしょうか。

Add a Comment

メールアドレスの入力は任意です。(公開されることはありません)