オープンソースなツールでゲームなどを製作することはもっと推奨されるべき

オープンソースは眠っていたクリエイティビティを呼び覚ます

オープンソースで利用できるクリエイティブなソフトの質が上がれば、多くの人の多種多用なアイディアに基づく創作物がネット上に出回ることになり、世界が一つ面白くなります。MITライセンスのオープンソースゲームエンジン「Godot」が流行ればインディーズゲーム市場が面白くなるはずです。GodotはAndroid向けにビルドすることも出来ますので、もし流行ればPS2の頃のコンシューマーゲーのような、アイディアが光るゲームが沢山販売される市場がAndroidアプリストアで再現される可能性すらあります。世界が一つ面白くなるというのはここではそういったことを指しています。

Blenderでプラグインを駆使し素材を作り、Godotでゲームに仕立てる

BlenderはGPLライセンスなので売り物を作る際は注意が必要です。GPLライセンスにはコピーレフトという性質があります。そのコードを内包しているものは全てGPLライセンスになってしまうというものです。Blenderのゲームエンジンで作られたゲームはBlenderのゲームエンジンのコードが一部内包されてしまいますから、GPLライセンスが適用されてしまいます。GPLライセンスであるからにはソースコードを開示し、再配布も改変も許可しなければならないので、Blenderのゲームエンジンで作ったゲームは原則売り物にならないです。

一方GodotはMITライセンスです。MITライセンスはコピーレフトでは無い緩いオープンソースライセンスなので、作ったゲームを売ることが出来ます。

Blenderで作った素材の著作権は自分にある

Blenderで作った制作物についての権利は作った人が所有します。素材を作る分にはGPLライセンスは問題にならないということです。3DCGアニメーション素材を作る便利なツールをふんだんに使ったとしても、アニメーションについての権利は自分が持っていることになります。

商用ソフトの試用版などは成果物の権利に制限をかけていることが良くあります。無料で試用出来る代わりに、試用版で作ったものは販売禁止、売りたいなら製品版を買ってねというライセンス規約が商用のクリエイティブなソフトではよくあります。

BlenderはGPLライセンスですが、3DCG関連の素材を作るのには有用なソフトでしょう。Blenderでゲームを作る際に問題が発生するだけで、拡張性の高いPythonベースのAPIがありるので凄い数のプラグインがありますし、そのフル機能を使って作った素材は煮るなり焼くなり好きに出来ます。

またGPLライセンスだからこそのメリットもあります。基本的にソフトが死なないと言うことです。オープンソースなソフトの中でもとりわけGPLライセンスはゾンビです。未来永劫派生を含めてGPLであることが保証されている上、GPLはGPLを恐れる必要が無いので、もし出来の良い派生が出来たとしても、その派生の良い所を取り込んでさらに人気なソフトになるだけです。Apache Open Officeなどとはそこが根本的に違います。よって覚えたことは基本的に無駄にはなりません。

様々なオープンソースプロジェクトについての日本語の資料をWeb上に増やしたい

このブログにはそんな理想があったりします。例えばBlender一つ取ってもそのプラグイン製作のためのオープンソースプロジェクトは膨大です。しかしその殆どが日本語にはローカライズされていません。日本でオープンソースが流行らないのはそれが原因なんじゃ無いかと思っていたりします。

Add a Comment

メールアドレスの入力は任意です。(公開されることはありません)