全部入りUbuntu StudioはクールなLinuxディストリビュージョンか

低レイテンシーカーネル

Linuxにはレイテンシを抑えるパッチを当てた低レイテンシーカーネルと言うものが存在します。Windowsで音楽製作をする時にはASIOドライバ対応製品を使うかと思いますが、低レイテンシーカーネルの下ではASIOに対応していないオーディオインターフェースでもASIO対応デバイスのように扱えます。

Ubuntu Studioはその名の通りスタジオ用OSで、Ubuntuをスタジオ向けに改造したものです。低レイテンシーカーネルのテストが行われる場でもあり、Ubuntu 11.04をベースにしたバージョンから既に低レイテンシーカーネルが提供されてきたそうです。低レイテンシーカーネルはベースとなっているUbuntuでもインストールでき、またUbuntuをUbuntu Studio化するパッケージも提供されています。UbuntuのスタジオOS化プロジェクトがUbuntu Studioという言い方もできます。現在ではLinux自身が低レイテンシーカーネルの成果をマージして低レイテンシー化していて、Ubuntu Studioの優位性は揺らいでは居ますが、本格的なメディア製作という用途を切り開いたUbuntu StudioはクールなLinuxディストリビュージョンと言えるでしょう。

モリモリのソフト

Ubuntu Studioにはオープンソースの成果物がふんだんにプリインストールされています。音楽製作関連ではDAWとして使えるソフトが4つも入っています。BlenderやGIMPなどの有名ソフトも当然入っていますし、動画編集用ソフトも沢山入っています。シンプルを善しとするLinuxファンにとっては地獄絵図でしょう。

Ubuntu Studioはとにかく色々触ってもらうことを考えているような気がします。このOSはオープンソースコミュニティが積み上げて来たソフトウエア資源を沢山触れることで楽しむんだと思います。どれもとても高機能なソフトなので、インストールしたらどんどん触ってみると良いでしょう。

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