ユーザーコミュニティーの広がりとその恩恵がUNIXの特徴なら、Linuxこそ正統なUNIXだ

嘘です

ちょっと大きなことを言い過ぎてしましました。UNIXは標準化団体The Open Groupが認証した製品に付けられる商標であって、LinuxがUNIXを名乗ることは出来ません。

ユーザーコミュニティーを強みにしたUNIXの歴史

UNIXは無保証である代わりに自由にコードを改造して使うことができました。UNIXが出てくる以前のIT界ではマシン毎にオペレーティングシステムが違うのが当たり前で、ハードウエアの規格も統一されておらず、そもそも改造をしなければ自分の開発したマシンにのせることが出来なかったので当然と言えば当然です。

UNIXは割と早い段階から独自の高級言語で書かれていました。この時に生み出されたのがC言語です。C言語がプログラミング言語で支配的な立場になるのはこのためです。当時のコンピューターはとても遅く、アセンブラ言語で実装するのが当然だったのでこのことは革命的でした。また、この特徴は実際にある革命を起こしました。

高い移植性とユーザーコミュニティーの形成

C言語で書かれたことにより、マシンがC言語を解釈できればUNIXが使えるという状況が生まれました。おそらく世界で初めて起きたハードウエアの抽象化でしょう。このことはUNIX自体の開発も推し進める結果になりました。多くの人が統一のプラットフォームを使いその上で開発をすることでソフトウエア資産が膨れ上がっていったのです。その結果UNIXはOS市場を支配し、ほとんどのマシンがUNIXを動かすために作られると言う時代がありました。

AppleのOS XのベースとなったBSDや、MSのDOSが生まれる

UNIXはライセンス条項を厳しくし、市場を閉じてしまうという大変な誤りを犯しました。結果としてOS市場での支配的な地位を失い、後続のOSにシェアで負けてしまいます。その後続のOSというのがAppleのOS XのベースとなったBSDや、MSのDOSです。

Linuxの誕生

そんなことがあった後に生まれたのがLinuxです。完全に恒久的なオープンソースを保証するライセンスで行われるUNIX互換OSを目指すプロジェクトとして生まれました。Linuxの特徴であるユーザーコミュニティーでの保証や開発はかつてはUNIXの特徴でした。

オープンであることは歴史的に多くのパラダイムシフトを起こしてきた

現在世界の殆どのPCはノイマン型コンピュータであると言われています。これはノイマンが研究成果を惜しみなく公開してくれたからであると言う評があります。UNIXとC言語の発展についても、そのソースコードや詳細な仕様が公開されていたから発展したという歴史があります。現在WindowsがOS市場を支配していますが、次に世界を変えるのはオープンなLinuxであると私は考えています。

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