ROCm(Radeon Open Compute)の最新版がリリース、バージョン1.5に

ROCmの最新版がリリース、バージョンは1.5に

AMDが推し進めるオープンなコンピューティング環境ROCmの最新版がリリースされました。バージョンは1.5です。

ROCmはAMDが推し進めるオープンなヘテロジニアス・コンピューティング・プラットフォームです。LLVM向けのコンパイラ・スタックやOpen CLのサポート、HIP(Heterogeneous-Compute Interface for Portability) C++インターフェースなどを含みます。Open CL関連のソースコードには一部まだオープンとなっていないものがあるようですが、AMDの成果を積極的にオープンソース化しているプロジェクトです。

バージョン1.5での変更点はまだ明らかにされていないようですが、VegaのサポートとOpen CLへの最適化が主なものと見られています。

Vegaに注目が集まる

AMDは自社のサーバー向けGPU製品FirePro Sシリーズの一部だったGPGPU用のGPUシリーズを、新たにRadeon INSTINCTと命名する戦略を展開しています。目玉となるVegaアーキテクチャは64bit:32bit:16bit:8bitの演算能力が1:2:4:8となるようで、低精度の演算能力が機械学習などの分野で発揮されることが期待されています。

訂正 2017/6/21

Vegaの倍精度(64bit)浮動小数演算性能は単精度の1/16となるようです。

ソース

http://wccftech.com/amd-vega-10-20-slides-double-precision-performance-1500-mhz-vega-10-x2-2017/

VegaアーキテクチャはRadeon RX VEGAとしてコンシューマー向けグラフィックスカードとしても投入されると見られていますが、ドライバやROCmを含めたソフトウエア・スタックの完成度はどのようなものなのでしょうか。今後も目が離せませんね。

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ソース

http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ROCm-1.5-Released

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