実はスティーブ・ジョブスが噛んでいるPixarのアニメーション技術

横暴な経営で一度Appleを首になっているスティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズは優秀な人です。それは間違いないです。スティーブ・ジョブズを否定したいわけではない事を始めに書かせていただきます。

しかし優秀な人と言うのはどこかぶっ飛んだところがあるようです。スティーブ・ジョブズの場合はその仕事の仕方がぶっ飛んでいました。そんなスティーブ・ジョブズは様々な経緯があって一度Appleをクビになったことがあります。その時に新たなビジネスとして始めたのがPixarです。ルーカスフィルムと言う会社のコンピューター部門を買い取って新たに名付けたそうです。

Pixarのアニメーション技術

PixarはもともとCG専用のハードウエアを製造する会社でした。そのため彼らはハードウエアの専門家集団です。初期の頃からDisneyとの関わりがあり、Disneyと共同で世界最先端のCG制作技術を作り上げてきました。1985年にはあのトイ・ストーリーの原型となるティン・トイという短編3DCGアニメーションを作り上げ、アカデミー賞を受賞しています。

Pixarのアニメーションでは、レンダリングが重視されます。低いポリゴン数のモデルでアニメーションを追い込み、仕上げでポリゴンを細分化するなどの処理を大量にかけ、美しいアニメーションに仕上げます。彼らはハードウエアの専門家集団でしたので、そのハードウエアをどう使えば最高の3Dアニメーションを作ることが出来るのか理解していました。実際この手法で作られたトイ・ストーリーは10年先を行くクオリティのCGだったと思います。

全ての影にスティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズが復帰したのはトイ・ストーリーが公開されるよりずっと後です。実際スティーブ・ジョブズはトイ・ストーリーには5000万ドルという多額の資金をつぎ込んでいます。その時最先端のワークステーションを100台以上使用しており、大量の資金が必要でした。良くここまで踏み込んで作ったと思います。良い物を作るためなら本当にどんなことでもしてしまう彼の情熱には感服します。

Pixar in the box

Khan Academyというサイトに現役のPixarのエンジニアによる3DCGアニメーションの講義ビデオが提供されています。一応見てみましたが、かなり本格的な内容でした。未来のエンジニアを育成するためにあんな良い講義を無料で提供してくれるPixarは本当に良い企業だと思います。

終わりに(私情ですが)

私はトイ・ストーリーやPS2を見て育ってきた世代です。当時の私にとってコンピューターは魔法の箱でした。今ITをそれなりに専門的に勉強してざっくりコンピューターがどんなものなのか把握出来てきましたが、勉強する度にまだまだ私をワクワクさせてくれることだらけです。計算機の世界にこれからもどっぷり浸かって生きて行きたいです。

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