ピッツバーグ・スーパーコンピューティング・センターの人工知能が120,000人とポーカー対決

ピッツバーグ・スーパーコンピューティング・センターの人工知能が120,000人とポーカーで対決

ピッツバーグ・スーパーコンピューティングセンター(以下PSC)で面白い試みがなされました。心理的な駆け引きがものを言うポーカーにおいて、人工知能をポーカーのプロと戦わせると言うものです。このイベントは1月11日に始まっているようです。

2015年にも同様の試みが行われ、その時は「Claudio」と名付けられたプログラムが80,000人と対決し、その四分の三を負け、Claudioが負け越したようです。今回は新しいスーパーコンピューター「Bridges」が使用されより強力な人工知能モデル「Libratus」が制作されたようで、人数は120,000人に増え、賞金20万ドルがつく対決となるようです。ディープラーニングで、人類の人工知能研究はどこまで行けるのでしょうか。

スーパーコンピューターの増強

Bridgesは1月9日にアップグレードされたようで、NVIDIA Tesla P100が新たに64基搭載され、倍精度で1.3PFLOPSを誇るスーパーコンピューターとなりました。Libratusの制作にこの演算資源が使用されたかは定かではありませんが、今後のPSCの人工知能研究に資するアップグレードであることは間違いありません。

より幅の広い人間の意思決定プロセスに対応させる狙い

一見遊びに見えるこの試みですが、ポーカーというメジャーなゲームを通じて、人工知能の研究をより進歩させることが狙いのようです。PSCの研究員であるニック・ニストロム氏は「人工知能を現実的な意思決定に拡張すると、詳細が分からず、相手が積極的に戦略を変えてきます。これは基本的に完全情報ゲームや質問応答システムより難しいものです。しかし、それが面白いのです。」と語っています。

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ソース

https://www.psc.edu/

https://www.top500.org/news/bridges-supercomputer-used-to-build-ai-model-for-beating-humans-at-poker/

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