自動運転で未来の道路交通はデザインされたものとなる

マサチューセッツ工科大学(以下 MIT)がNYの13000台のタクシーは3000台の乗用車のカーシェアリングで代用可能だと発表

MITのコンピューターサイエンス、人工知能研究所(以下 CSAIL)の発表によると、コンピューターシミュレーションを含む研究の結果NYの現在の13000台のタクシーは3000台の4人乗り乗用車をシェアすることで代替可能だそうです。

http://www.theverge.com/2017/1/2/14147286/mit-research-nyc-taxi-carpool-uber-lyft

より賢い道路交通の模索

移動時間が長さは純粋な経済損失です。移動する時間に生産するはずだった価値を失うことになるからです。よって、高速な移動手段の開発や交通渋滞を解消の研究には、大きな経済効果があります。

今回のMITのCSAILの研究は、交通渋滞を解消するための研究です。NYを走っていた13000台のタクシーのデータを基にシミュレーションした結果、3000台の乗用車のシェアで代替した場合でも、平均待ち時間2.7分、移動の需要のカバー率98%と言うストレスの無い人員輸送が達成出来ることが示されたようです。シミュレーションの内容には、シェアする乗用車の動的な再配置も含まれているようで、これによりパフォーマンスが20%程度向上したようです。

3000台の4人乗り乗用車をシェアし、車の人員輸送能力をフル活用することで、都市からは10000台の車が減るという衝撃的な結果です。交通渋滞の解消の他にも、燃料費を抑える効果や、大気汚染を防ぐ効果もあるでしょう。

セントラルなシステムの言う通りに動く自動運転車に適する

この研究結果を発表したRus氏はこの研究は自動運転車に適していると明言しています。このような研究成果の応用のためには、車が交通をリアルタイムに制御するシステムの言うことを聞いてくれる必要があるためです。UberやLifyなどの配車サービスを運営する企業も同様の研究をしているようで、このようなシステムは配車サービスから導入される可能性が高いです。

公道を走る乗用車を公共交通機関として手軽に利用できるようになった時、公道上の交通はエンジニアによってデザインされたものとなるでしょう。未来はもうすぐそこにあるのかも知れません。