HPEが新たなラックサーバーApollo 6500をリリース、ビジネスを加速させるディープラーニングモンスターマシン

HPEが新たなラックサーバーApollo 6500を発売

spec.
Processor family Intel Xeon E5-2600 v4 product family
Drives 8 SFF hot-plug drives (SAS/SATA/SSD)
Memory 16 DIMM slots, DDR4, 2400MHz, 512 GB Max (16x32GB)
Network controller Support for InfiniBand, Intel Omni-Path Architecture, and high speed Ethernet
Storage controller HPE Dynamic Smart Array B140i or upgrade to the new HPE Dynamic Smart Array P542D
Power supply HPE Apollo 6000 Power Shelf providing DC power up to 15.9 kW
Expansion slot 8 x16 PCIe Gen 3 for GPU, 2 x16 Low Profile PCIe Gen3 slots
System fan features 4 Dual Rotor per tray, up to 8 per chassis
Management software HPE iLO 4 and HPE Advanced Power Manager
Supported trays HPE ProLiant XL270d Gen9 Accelerator Tray
Supported chassis HPE Apollo d6500 Chassis
Supported servers HPE ProLiant XL270d Gen9 Accelerator Tray

HPEが最新スペックの大規模なGPGPUサーバーマシンをリリースしました。大規模なGPGPUサーバーと言えば最近IBMが発表したPower8搭載サーバーS822LC for HPCが記憶に新しいですね。どのような差があるのか比較を交えて紹介したいと思います。

ディープラーニングを強く意識した構成

Apollo 6500はディープラーニングを強く意識したGPGPUサーバーです。逆に科学技術計算には先日発表されたIBMのS822LC for HPCに軍配が上がるでしょう。

ほとんどの科学技術計算ではIBMのS822LC for HPCに劣るかと思われます。Tesla K80を最大構成の8基利用するとして、K80はIBMのS822LC for HPCで採用されているP100と比べて6程度の倍精度演算能力しかありません。チップ辺りの消費電力では大差が無いので倍精度演算が重要な科学技術計算では負けるでしょう。

更にK80はGDDR5です。ボード辺りのメモリ帯域幅はP100に比べて7割程度で、ソフトウエアによってはボトルネックとなる可能性があります。そしてS822LC for HPCにはNVlinkという大きなアドバンテージがあります。PCIe Gen3で接続するApollo 6500ではCPU-GPU間の帯域で勝負になりません。倍精度演算や帯域幅を食うソフトウエアでは性能が出ないことが予想され、応用範囲は狭いと言えるでしょう。

応用範囲の広さは微妙ですが、その分突き抜けた単精度演算能力を持ちます。K80がPCIe Gen3 x16接続で8基も搭載出来るのです。K80は単精度で最大8736GFOPSの演算能力があるので理論値で70TFLOPSとなります。これは圧倒的な演算能力では無いでしょうか。ソフトウエアによってはこのサーバーは有力な選択肢となりうるでしょう。

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