Hewlett Packard Enterpriseは未来を加速させる。 メモリとプロセッサを逆転させIoT時代のサーバーを!

Hewlett Packard EnterpriseがIoTについて大きく動く

米Hewlett Packard Enterpriseは6月9日までラスベガスでHPE Discover 2016を開催していました、その中でIoTについて動きがあったみたいです。

現在世界はIoT時代の到来を間近に控えています。ただでさえ膨大なビッグデータはさらに膨大になり、その勢いはかつて無いほど加速する言えます。そんな時代に対応するべく、私達は考え方を逆転させなければならないとHewlett Packard Enterpriseは言います。

The Machine

コンピューターの再考をテーマにしたプロジェクトは既に二年も前にHewlett Packard Enterpriseの中で産声をあげていました。そのプロジェクトこそ「The Machine」です。「プロセッサとメモリを逆にし、巨大なメモリのプールが中心のメモリ主導のコンピューティング」と説明されています。

The Machineとはつまり今までCPU中心に考えられていた演算モデルを根本から見直し、メモリの中にあるデータを見つめ最適なプロセッサに割り振ればもっと効率的な演算ができるのでは無いかと言う趣旨のプロジェクトです。これはまさにIoT時代、ひいてはビッグデータの時代に必要なコンピューティングの考え方であると言えます。

Hewlett Packard Enterpriseはこのプロジェクトの実現のためにメモリのプールのほか、特定のタスクに合わせたプロセッサ、データとプロセッサの間をつなぐフォトニック技術が必要だと考えているそうです。

コンバージドIoTシステム

さらにHewlett Packard EnterpriseはIoTによるデータの収集にも余念がありません。ネットワークのエッジでデータを処理することが重要であると話しています。

ネットワークの端とはどこか

例えば工場の品質管理システムからデータを収集できたらどうでしょう。既に分析されているデータもあるかも知れませんが、全て収集し全てを分析することで得られる価値があるかもしれません。そこからどのような価値が発掘されるかと言うことは未知数なのですが、その価値が数%の効率化に繋がるだけでとんでもない規模のお金が動きます。このような価値が埋もれているかもしれないデータは身近に大量に存在しています。それらはデータセンターとは繋がっていません。ここが、未だ分析可能となっていないネットワークの端です。

Edgeline EL

そのようなネットワークの端からデータを収集するにはその場でデータを捌くサーバーが必要になるでしょう。そのためのソリューションとしてHewlett Packard Enterpriseが提案するマシンがEdgeline ELです。このマシンはデータを収集するだけでなくその場で分析し意思決定ができるとHewlett Packard Enterpriseは言います。この分析を同社はエッジコンピューティングと定義し、Edgeline EL は16コアの1000と64コアの4000を展開するそうです。

The Machineは一部をオープンソース化、開発を加速させることを狙う

The Machineのデータ解析ソフトの最適化のためのオープンソースコミュニティを解説したことも同社は明らかにしています。ハードウエア構成を今までと変えることが趣旨のプロジェクトなので、その開発はとても時間がかかることが予想されます。しかしオープンソースにしてしまえば世界中の腕利きの手が借りられるので、開発速度は飛躍的に伸びることが予想されます。世界中の腕利きは気まぐれで、面白くないと思ったことには手を貸しませんが、今回のこのプロジェクトには多くの人が参加することでしょう。

HPEはとんでもなくアツいことをしてくれる

HPE関連のニュースは、読んでてアツくなるものが多いです。既にかなりの大企業ですが、チャレンジ精神がとてつもなく、さらにそのチャレンジは何か的を射ているように感じます。今後もアツい企業HPEに注視していきたいです。

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