ロシアのRSC Tornadoが1ラック1.41PFLOPSを達成

ロシアのRSC Tornadoが72コアのXeon Phi KNLを用いたサーバーシステムで1ラック1.41PFLOPSを達成

ロシアのRSC Tornadoが72コアのXeon Phi KNLを用いたサーバーシステムで1ラック1.41PFLOPSを達成したようです。1.41PFLOPSと言うと、2008年に世界一だったスーパーコンピューター、IBMのRoadrunnerに匹敵する演算能力です。世界は凄いスピードで進化していますね。

冷却システムは比較的温度の高い冷却水を用いた水冷だそうです。冷却の主な役割は、プロセッサを安定して動作する温度域に調整することです。温水を用いる冷却方式では、ボード上の全てのチップを冷やしても、冷やしすぎることが無いと言うメリットがあります。冷却方式の進化も演算資源の高密度化には一役買っているのでしょう。

なお温水による冷却は、現在多くのサーバーマシンベンダーが採用している一般的な方式です。

RSC Tornadoの実力は折り紙付きらしい

RSC Tornadoは、SC16のHPCコンクールSCC(Student Cluster Competition)において、ミュンヘン工科大学(ドイツ)の技術サポーターを務めていたようです。SCCで使えるコンピューターには制限があるようで、市販のコンポーネントであること、3120ワットを超えてはいけないことが求められます。その中でRSC Tornadoは8クラスタHPCシステムを実現し、温水による水冷システムで安定動作させたようです。

SC16は世界最大のHPCカンファレンスです。その中のコンペティションででサポーターを務めたと言うだけでも大きな実績でしょう。今後日本とロシアの国交が開かれて行く中で、もしかしたら日本でも存在感を増してくるかもしれませんね。

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