ASUS X99-E-10G WSはオフィスレベルのディープラーニング環境にどうか

モンスターMB「X99-E-10G」は650ドル

ASUS X99-E-10G WS

ASUSのX99-E-10G WSが先日発売されましたが、このモンスターマザーボードはオフィスレベルのディープラーニング環境に持って来いのような気がしました。AIベンチャーなどに採用されてもおかしく無いようなスペックを持っているように思えます。

  • スペック
    • LGA2011 v3
    • DDR4 3333 8本
    • PCIe Gen3 x16 4本
    • 10GbE 2本

ネットワーク

最大の特徴はオンボードで10GbEが付くことです。マルチクラスタでの並列演算において、現在最大のボトルネックは間違いなくネットワークです。10GbEと言えど帯域幅はたかだか1.25GB/sです。1GbEの場合は125MB/sと致命的な遅さとなってしまいます。

このボードはオンボードで10GbEが2本あるので、例えばリング型のインターコネクトを構成することも出来ますし、多重通信などで帯域幅を上げることも出来ます。ネットワーク機能の強化は、並列コンピューティング用途を考える場合には大きな意味を持ちます。

PCIeのレーン数

現在のXeonはPCIeコントローラーを40本分内蔵しています。x16を4本使っても、同時にx10ずつ通信が出来る計算になり、非常に広い帯域幅になります。ハイエンドボードのチップセットでもPCIeコントローラーは20本程度だったりするので、グラフィックボード4枚で、ハイパフォーマンスなGPGPUをやりたいのであればXeonを使うべきです。

安い

LGA2011 v3マザーで10GbEが付いている割には650ドルはかなり安いのでは無いでしょうか。GPU-CPU間やクラスタ間の帯域が確保出来るなど、HPCに向いたボードだと言えると思います。今流行りのAIベンチャーでの採用例を見つけたらこのブログで紹介します。

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