MicronがGDDR6規格のメモリの設計と適格性評価を完了、2018年前半に量産開始か

MicronがGDDR6プログラムについて設計と適格性評価を完了

Micronはブログで、GDDR6プログラムは順調に進行していて、設計とデバイスの適格性評価(device qualification)を既に完了していることなどを明かしました。このブログはMicronのグローバル・グラフィックス・メモリ事業部長であるKristopher Kido氏によって書かれたものです。

GDDR6の詳細は以下の通りとなっています。

  • GDDR6
    • 密度: 8Gb & 16 Gb (JEDECでは32Gbまで)
    • 性能: 12-14 Gbps (JEDEC 10-16 Gbps)
    • I/O: x8/x16 (per Channel)
    • チャネル数: 2
    • アクセス粒度: 64B (PCモード) / 32B (per Channel)
    • パッケージ: FBGA180
    • ピッチ: 0.75mm
    • サイズ: 14 x 12 mm
    • 電圧: 1.35V / 1.35V / 1.8V (VDD/VDDQ/VPP)

Micronが製造しているGDDR5Xモジュールは12Gbpsに到達するので、性能ではGDDR6の下限を上回っていることになります。GDDR5XはパッケージがFBGA190となっていて、GDDR6よりもピン数が10少多く、またサイズは14 x 10 mmと小さくなっています。ですので、ピッチは0.65mmと狭くなっています。

Being the only memory manufacturer to design, test, and mass produce G5X puts us in a unique position with GDDR6, which shares a very similar specification.

MicronはGDDR5Xを設計し、テストし、量産する唯一のメモリ・メーカーですが、GDDR5XとGDDR6がとても似たスペックとなっていることから、このことがGDDR6規格についてもアドバンテージになると考えているようです。

2018年はGDDR6の年になるか

2017年、ゲーミング、VR、暗号通貨マイニング、人工知能などがGPUの需要を押し上げました。

市場では、複数の4Kディスプレイを接続出来る高性能なグラフィックス・ボード、ゲーム機、VRヘッドセット、期待した効果を発揮するワークステーションクラスのGPUなどが求められたようです。これらにはGDDR5、GDDR5Xメモリが使用されているため、2017年はMicronのグラフィックス・チームにとって忙しい年となったようです。

2018年もこれらの傾向が続くとすれば、2018年はGDDR6の年となるでしょう。

Micronは2018年の前半にGDDR6の量産を開始するようですが、Samsung、SK Hynixも2018年にGDDR6の量産を開始するようです。2018年のAMD、NVIDIAのGPUを楽しみにしましょう。

関連記事

SK Hynixがまだ公表されていない規格「GDDR6」の最初のチップをアナウンス

Samsungが第二世代の10nmクラスのDRAMの量産を開始したと発表

ソース

https://www.micron.com/about/blogs/2017/december/graphics-memory-exploded-in-2017-whats-next-for-2018

https://wccftech.com/micron-gddr6-memory-qualification-complete-mass-production-1h-2018/

Add a Comment

メールアドレスの入力は任意です。(公開されることはありません)