第八世代のCore i5 8250Uで重くなるAcer SHIFT3の14インチモデル

同じTDPのプロセッサを採用し、重くなるAcer SHIFT 3

Acer SHIFT 3の14インチモデルに以下の2モデルがあり、それぞれCore i5 7200U、Core i5 8250Uを採用しています。

  • SWIFT 3 (SF314-51-503H)
    • Core i5 7200U TDP 15W
    • 4-cell 3220 mAh Li-ion
    • アダプター 45W
    • バッテリー寿命 10時間
    • 13.43″ x 9.31″ x 0.71″
      (34.11cm x 23.65cm x 1.80cm)
    • 3.31lb (1.50kg)

  • SWIFT 3 (SF314-52G-55WQ)
    • Core i5 8250U TDP 15W
    • 4-cell 3220 mAh Li-ion
    • アダプター 65W
    • バッテリー寿命 10時間
    • 13.31″ x 9.21″ x 0.71″
      (33.81cm x 23.39cm x 1.80cm)
    • 3.97lb (1.80kg)

まず第一に目に付くのは、同じTDPのCPUを採用しているにも関わらず、ACアダプターの容量が20W(44%)も大きくなっていることです。他に大きく電力を消費するディスクリートGPUなどは消費されて居ませんので、この余分な20WはCore i5 8250Uを駆動するためのものだと考えて良いでしょう。ACアダプターは当然大きく、重くなっていることが考えられ、持ち運ぶ際に負担が増えることになります。

どうやらバッテリー寿命の変化はカタログスペック上は無いですが、バッテリー容量に変化が無く、また高負荷時の消費電力は上がっていると考えられ、もし重い作業を連続でした場合、この数字は大きく落ちると考えられます。

第二に、重量が増していることが目に付きます。1.5kgから1.8kgへ300g(20%)の増加です。これはプロセッサの発熱を外に逃がす冷却機構に関する重量増加だと考えられます。何にせよ、世代を経たにも関わらずモバイルPCがより重くなってしまっています。ACアダプターの重量増加分と合わせて、持ち運ぶ際の負担が増えることになります。

筐体は新設計のようで、重量は増したものの、少々小さな筐体となっています。

4コア化の代償は大きいか

Intelの第八世代UシリーズCore iプロセッサはUシリーズ初の4コア製品がラインナップされています。クロックは以下のようになっていて、ベース・クロックは低く、またターボ・クロック時には上記モデルのACアダプタの容量増加から分かるように、より多くの電力が消費されるようです。

Intel Core… コア スレッド ベース・クロック ターボ・クロック
i7-8650U 4 8 1.9 GHz 4.2 GHz
i7-8550U 4 8 1.8 GHz 4.0 GHz
i5-8350U 4 8 1.7 GHz 3.6 GHz
i5-8250U 4 8 1.6 GHz 3.4 GHz

このような変化が他のモデルにも当てはまるかどうかは分かりませんが、4コア化の代償はやはり大きかったようです。物理的に軽いPCが欲しいのであれば、第八世代UシリーズCore iプロセッサは見送るべきかも知れません。

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