Atom C3000シリーズ最上位C3958 16コアを搭載するボードが登場

GIGABYTE ServerのAtom C3958搭載ボード

GIGABYTE ServerからAtom C3958搭載のMini-ITXボード「MA10-ST0」が登場したようです。32GB eMMCストレージを搭載する他、以下のように高いIO機能を提供出来るようです。

  • 10Gb/s SFP+ポート x2
  • 1Gb/s LANポート x2
  • Mini-SASポート x4
  • SATA 6Gb/sポート x16
  • PCIe Gen3 x8スロット x1
ソース

http://b2b.gigabyte.com/Server-Motherboard/MA10-ST0-rev-11#ov

暗号化や圧縮が速いAtom

Atom C3958の仕様は以下のようになっています。

  • 16コア/16スレッド
  • ベース 2.0GHz/ターボ 2.0GHz
  • キャッシュ 16MB
  • PCIe 3.0 20レーン
  • USB 3.0 8ポート
  • SATA 6.0Gb/s 16ポート
  • 4×10/2.5/1 GbE内蔵
  • Secure Boot対応
  • VT-x,VT-d対応
  • EPT対応
  • Intel® QuickAssist Technology内蔵
  • Intel® AES New Instructions対応
  • Execute Disable Bit対応
ソース

https://www.intel.com/content/www/us/en/products/processors/atom/c-series/c3958.html

暗号化命令であるIntel AES New Instructionに対応し、暗号化や圧縮などをアシストするIntel QuickAssistを内蔵しています。

Intel QuickAssistテクノロジーを利用することで、ファイルシステムのデータブロックを圧縮しビッグデータを処理する際のHadoopの実行時間を短縮する、データをリアルタイムに圧縮し高いストレージ・パフォーマンスを実現するなどの利点が挙げられています。Atom C3958は暗号化や圧縮が速いAtomと言えるでしょう。

ソース

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/architecture-and-technology/intel-quick-assist-technology-overview.html

QuickAssistによってリアル・タイムな圧縮を実現するIBM

Atom C3958は16コアとは言えAtomですので、演算性能が要求されるビッグデータ処理などの用途には向かないと考えられます。データの圧縮が速いことを利用して、エッジ・ストレージに用いるなどといった用途が適切と言えるでしょう。

データを保存するという需要は、ビッグデータというワードが注目されると共に高まり、巨大なストレージが様々な場面で必要となっています。

IBMのStorwize V7000というストレージ・ソリューションは、IntelのQuickAssistテクノロジーを利用してデータをリアル・タイムで圧縮し、高いストレージパフォーマンスを実現したソリューションのようです。下のリンクに掲載されている動画は「インテルとIBMは、お客様と協力してストレージ技術における最新のイノベーションをもたらすことを誇りに思っています。」と締めくくられています。

ソース

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/storage/ibm-storwize-v7000-quick-assist-technology-video.html

かつて最新だったテクノロジーがAtom Cシリーズに内蔵されることとなりました。このボードはどのような用途に使われ、どのようなイノベーションを起こすのでしょうか。

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