HPC分野で強いSGIをヒューレット・パッカードが買収

アメリカで2億7500万ドル買収ニュースがありました。米国防省などに計算機資源を提供してきたシリコン・グラフィックス・インターナショナルがヒューレット・パッカードに買収されます。

シリコン・グラフィックス

Open GLのもととなったグラフィックライブラリを作ったことで有名な企業です。専用のコンピューターでしかグラフィックスなどの処理が出来なかった頃にグラフィックス・ハード分野で活躍した企業です。1996年、HPC(High Performance Computing)分野の最大手クレイ社を買収しその後その分野で大きな存在感を発揮する企業となっていきました。その後HPC分野が分派し、分派したうちのベクトル計算機部門をテラ・コンピューターに買収されその後テラ・コンピューターが社名をクレイに変更し、クレイ社は目覚ましい実績を上げました。実力はありますが落ち目の企業だとも見られるでしょう。

今後の図式

シリコングラフィックスは様々な分野に手を出しLinuxの発展にも貢献し、FPGAを用いた専用プロセッサの開発などでも実績があります。しかし得意のHPC分野でもトップを取った2004年以降目立った実績がありません。おそらくSGI持っている技術力を最大限に発揮できるように社内の部署の構成を見直すでしょう。ヒューレット・パッカードはSGIの技術力を利用して今後成長していくつもりです。今後のヒューレット・パッカードの動きに注目です。

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