IntelとHuaweiがHPC関連事業でコラボレーション

IntelとHuaweiがコラボレーション

IntelとHuaweiがHPC関連事業でコラボレーションするようです。2017年4月25日、両社がMOU(了解覚書)にサインをしたと発表しました。

Intel側の思惑はIntelのノード間コミュニケーション・アーキテクチャ「Omni-Path」の一層の普及のようで、Huawei側の思惑はより競争力のあるイノベーティブなHPCシステムの構築にあるようです。

国際的にも影響力のあるHuawei

Huaweiは日本では独自に設計したチップを用いたスマートフォンなどで知られていますが、170カ国以上に展開し、様々な国でHPCシステムやサーバー・システムなどを提供する巨大企業です。

TOP500に16台のHPCシステムをランクインさせていますが、そのうち7台がヨーロッパに存在するようです。最大規模のHPCシステムはポーランドにあるHETMANと言うスーパーコンピューターでLINPACKベンチマークで1PFLOPSを達成しており、TOP500の110位にランクインしています。欧州のHPCに強い影響力があることが分かります。

Huaweiはサーバー部門も強いようです。英ガードナーによると、サーバーの出荷台数で世界第3位、サーバー事業の収益で4位にランク付けされているようです。国際的に影響力のある企業だと言えるでしょう。

R&Dにも力を入れるHuawei

Huaweiは研究開発に力を入れている企業としても知られています。世界各地に16のR&Dセンターがあり、36の共同イノベーション・センターに参加しています。今回のコラボレーションを受けて、中国の深センと成都、ドイツのミュンヘンにHPCイノベーション・センターを新設するようです。現在存在するR&Dセンターのうち欧州に存在するのは8つで、このことからも欧州に影響力があることが分かります。

また、HuaweiがR&Dに投じる予算は中国最大規模で、2016年には売上高の14%に当たる107億ドルをR&Dに投じたようです。同じ年にIntelは売上高の22%に当たる127億ドルを投じているようです。世界のテクノロジーをリードする両社がタッグを組むことでどのようなシナジーが生まれるかが楽しみですね。

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ソース

http://www.huawei.com/en/news/2017/4/Huawei-Intel-Sign-MOU

https://www.top500.org/news/huawei-and-intel-sign-up-for-hpc-collaboration/

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