XTREME DESIGNが7000万円の資金獲得に成功、オンデマンドで仮想スーパーコンピューティング・サービスを提供する東京のHPC関連スタートアップ

XTREME DESIGNの運営するXTREME DNAは民生スーパーコンピューティング・サービス

XTREME DESIGN株式会社の運営するXTREME DNAは民生スーパーコンピューティングサービスです。同社のCEOブログから表現を借用すれば、このサービスは「スパコンの民主化」をミッションとするようです。

http://xd-lab.net/xtremedna/

先ずは 「スパコンの民主化」「XTREME DNA」の2つのワードだけでも覚えておいて頂ければうれしいです。

具体的には様々なクラウド・コンピューティング・サービスを演算リソースをクラスタリングによって束ね、仮想化することでスーパーコンピューティングシステムを構築するようです。その際、AIが以下のような作業を自動化するようです。管理などにかかるコストは最終的にユーザーに跳ね返ることを考えると、ユーザーの懐事情に優しい方針だと言えます。

  • DEPLOY
    クラウドスパコンデプロイパターン決定を完全自動化

  • MANAGE
    運用監視自動化利用終了後のクラウドサービス抹消の完全自動化

  • OPTIMIZE
    クラウドスパコン性能維持の為の構成変更の完全自動化

サービスの詳細については公式ページを参照してください。

https://x-dna.biz/ja/

7000万円の資金獲得に成功

XTREME DESIGN株式会社が7000万円の資金獲得に成功したようです。格安スマホや電気通信事業などで有名なIT企業freebit及び独立した投資家からの投資のようです。このことはアメリカのHPC系メディアである「HPC wire」や「inside HPC」などでも紹介されていて、同社の高い注目度を伺わせます。

高精度なCAE解析を民間が利用出来る

http://xd-lab.net/2017-0002/

主に製造業などで従来よりスパコンを利用している分野 CAE(Computer Aided Engineering)で導入決定もしくは検討を数多く頂いております。

XTREME DESIGNは既に結果を出し始めているようで、製造業で設計から物理的な特性など評価するCAE解析などの分野で導入され始めているようです。

CAEは構造力学的な視点から構造物の強度などをシミュレーションする構造解析や、力が加わった時の変形や破壊などをシミュレーションをする応力解析、速く動いた時の空気抵抗などをシミュレーションなどの総称ですが、その多くがシミュレーションの対象を大量の要素に分けるといった、計算能力に依存する手法を取っています。製造業には依然として大量の計算資源が必要とされているのです。

高精度なCAE解析の導入ハードルが下がれば、製造業が大きく変わるかも知れませんね。

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ソース

http://insidehpc.com/2017/03/xtreme-design-startup-raises-700k-funding-hpc-cloud-enablement/

https://www.hpcwire.com/off-the-wire/xtreme-design-raises-700k-pre-series%E2%88%92a-round/

http://xd-lab.net/category/ceo/

http://thebridge.jp/2017/01/xtreme-design-pre-series-a-funding

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