USAのエクサスケールプロジェクト「ECP」がアメリカのエクサスケールの完成予定を前倒しする

USAのエクサスケールプロジェクト「ECP」がアメリカのエクサスケールの完成予定を前倒しする

USAのエクサスケールプロジェクトECPは2021年完成のエクサスケールプロジェクトです。従来のUSAのエクサスケールプロジェクトは2023年完成でしたので、二年早く完成することとなります。

2020年完成予定だった日本のエクサスケールプロジェクトは2022年に後ろ倒しになり、2023年完成予定だったUSAのエクサスケールは2021年へと前倒しとなったので、エクサスケールの発表時期は日本とアメリカが逆転した形です。

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現在エクサスケール競争に名乗りを上げているのは日本、USA、中国、フランス原子力機構の4団体

HPC界を何かと騒がせる中国は2020年にエクサスケールを完成させる予定のようです。

米中のスーパーコンピューターの開発競争は、かつての米ソの宇宙開発競争のような、実質的な軍事力競争となっています。中国のエクサスケールの開発には当然大量の予算が付きますので、中国が2020年に完成させると言ったら本当に完成させるのでしょう。今後何年使えるクオリティであるかを気にかけ、維持費なども考えなければいけない日本とはわけが違います。

また、フランス原子力機構もエクサスケールを2020年に投入するようです。こちらに関しては未知数なので、語ることはありませんが、要チェックでしょう。

USAは大丈夫なのか

DSAという語が流行っています。Divided States of Americaの略です。直訳でアメリカ分断国などと日本では言われていますが、UnitedとDividedをかけた言い回しです。

さて、USAは本当に計画を予定通りに進めることが出来るのでしょうか。USAのスーパーコンピュータープロジェクトの多くはアメリカのエネルギー省が管轄しています。かつて核開発にスーパーコンピューターを使っていた名残なのですが、IntelやnVIDIAなどの私企業とエネルギー省とが分断したとしたら、計画倒れと言うこともあり得てしまうかもしれません。

USAはいつまでもUnitedであってほしいですね。

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