HPEのThe Machineがベールを脱ぐ、コンピューティングは変わるのか

コンピューティングを抜本的に見直すHPEの取り組みThe Machine

ヒューレットパッカードエンタープライズ(HPE)のプロジェクトThe Machineは、かつて無いスケールのビッグデータの時代に対応するための新しいコンピューティングモデルを提案するプロジェクトです。

近年バズワードと化しているビッグデータですが、IoTの時代が本格的に到来し、様々な場面でセンシングによるデータ収集が行われるようになった時、その規模はかつて無いスケールまで膨れ上がると言われています。そのような時代に対応するソリューションとしてHPEが提唱しているのがThe Machineです。

The Machineはメモリを主体とするコンピューティングモデルとなっています。メモリは消費電力を抑えられ、かつ大容量化が可能な不揮発性メモリをメインメモリの一部として使用しており、システムの規模に対して大量のデータが扱えるモデルとなっています。まさに次のビッグデータの時代のためのコンピューティングモデルです。

The Machineがベールを脱ぐ

HPEはThe Machineはプロトタイプを発表しました。

カッコいいですね。

スペックに関してはどうやら伏せられているようです。あくまでコンピューティングモデルを提案するプロジェクトなので、スーパーコンピューターのようなシンプルに強さの分かるスペックを紹介することは出来ないかもしれません。

2018年、2019年に不揮発性メモリNVDIMMを同社の製品の搭載する方針

The Machineは新しいコンピューティングモデルを提案しているのですが、その特徴の一つとしてNVDIMMの使用が挙げられます。NVDIMMとは、一般的にSSDと言う名前で売られ、ストレージとして利用されるフラッシュメモリを、メインメモリとして使用するための規格です。フラッシュメモリを利用するDRAMでは出来なかったようなメモリの大容量化が実現できます。

HPEは業務用サーバーのシェアで世界一を争う企業です。HPEは2018年から、サーバー製品のラインナップにNVDIMM搭載モデルを追加するようです。

NVDIMMは是非流行って欲しい

IoTに早い段階から注目している企業では、既にリアルタイムで大量のデータを産み出し始めています。そこから役に立つ情報を掘り出したいと言う需要は当然あるはずなので、そういったニーズに訴えかけてNVDIMM搭載モデルは爆発的にヒットする可能性があります。NVDIMMが大量に売れると、スケールメリットで単価を抑えられるので、もしかしたら私達が使うようなPCに搭載出来るようになるかも知れません。メモリ1TBのPCなども現実的になってくるのかも知れませんね。

One comment

Add a Comment

メールアドレスの入力は任意です。(公開されることはありません)