オープンなハードウエアプロジェクト、「Open ACC」が拡大中

Open ACCとは

Open ACCはOpen Acceleratorsの略で、主要なプロセッサメーカーが共同でつくり上げるフレームワークです。ユーザーには一つのフレームワークで様々なアクセラレーターが使えるメリットがあり、メーカーには自らの作ったプロセッサのマーケティングに利用出来るメリットがあります。

Open ACCは現在下の図のように拡大中です。

中国のSanwayの参入は記憶に新しいですね。SanwayのSW 26010は260コアを誇るRISCメニーコアプロセッサで、コアあたりFP64を8個ベクトル化してこなすパワーを持っています。逆にFP16などの低精度演算で性能が得られないことも指摘されており、ディープラーニングが盛り上がっている今に何故このコアを作ったのかはよく分かりません。

しかしSanwayはOpenACCのフレームワークに対応しています。ある程度の汎用性ようで、Graph500では2位を獲得するなど、実用性を測るベンチマークでもそこそこ良い数字が出ています。

Open Powerを飲み込んでいる

Open PowerはOpen ACCフレームワークに対応しています。Open PowerはIBMやGoogleなどが主導するオープンなハードウエア規格ですが、過去の記事で紹介したように,
Open Powerプロジェクトもヨーロッパなどを中心に拡大中です。

Open Power Foundationはx86を討てるか

Open ACCは既に殆ど全てのアクセラレーターで利用出来るフレームワークとなっていますし、そのフレームワークを支える団体それぞれ、とてつもない影響力があります。ヘテロジニアスコンピューティングを支える未来のフレームワークとなるでしょう。

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