SamsungがUFS 3.0規格の機能を先取りした256GBのeUFSを量産開始、極寒環境や高温環境にも対応

Samsungが新しいeUFSの量産開始を発表

Samsungが新しいeUFS(embedded Universal Flash Storage)の量産開始を発表しました。容量は256GBで、JEDEC UFS 3.0規格の新しい自動車向けの機能を先取りしているようです。より過酷な温度環境に耐えられる設計となっていて、-40度という極寒環境から105度という高温環境まで動作可能なようです。

性能もUFS 2.1規格のストレージとして最高クラスで、シーケンシャル・リードは最大850MB/sに達しランダム・リードは45k IOPSとなっています。シーケンシャル・リードについてはSATA規格のSSDを超えていますし、ランダム・リードも遜色無い性能だと言えるでしょう。

データ・リフレッシュ機能と温度通知機能

以下の2つがUFS 3.0規格の新しい機能のようです。

  • Temperature notification feature (温度通知機能)
  • Data refresh feature (データ・リフレッシュ機能)

Samsungの新しいeUFSは、温度が105度、または任意の設定値を超えるとセンサーがホスト・アプリケーション・プロセッサに通知し、クロックを調整して温度を下げるようです。また、データ・リフレッシュ機能によって処理を高速化し、古いデータを他の使用されていないセルに再配置することでシステムの信頼性を向上させるそうです。これらはUFS 3.0規格に含まれている機能です。

自動車がデバイスに

自動車の高度化は留まるところを知らず、今後更に自動車の新しい機能の開発は進んでいくことが予想できます。自動車用の機能を備えた容量256GB、シーケンシャル・リード最大850MBのeUFSはこれを後押しするでしょう。Business wireでは以下のように語られています。

“Starting with high-end vehicles, we expect to expand our business portfolio across the entire automotive market, while accelerating growth in the premium memory segment.”

「ハイエンド車から、プレミアム・メモリ・セグメントの成長の加速に伴って、私たちのビジネス・ポートフォリオを自動車市場全体に広げていくつもりです。」

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ソース

https://www.businesswire.com/news/home/20180207006404/en/Samsung-Begins-Mass-Production-256GB-Embedded-Universal

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