ARMが自動運転車や産業用ロボット向けのプロセッサ、Cortex-R52を発表、新しい組み込みシステムの時代が幕を開ける

Cortex R52はより安全なプロセッサ

自動運転車や産業用ロボットにおいては、コンピューターの一つのミスが重大な事故に繋がりかねません。当然人による操作でもミスは付き物なので自動化が必ずしも悪いとは言えないのですが、この種のコンピューターのミスは技術的に可能な限り取り除かなければなりません。

そのためのハードウエア的なアプローチとして設計されたのがARMv8-Rアーキテクチャです。ARMv8-Rは確実に安全性を確保しなければならないコードをハードウエア的に独立して処理することができます。さらにハードウエアはソフトウエアのハイパーバイザによって管理されます。ソフトウエア的に詳細に監視が出来るということは、安全なプログラムが乗れば想定外の動きは起きないと言うことです。

x86プロセッサはハードウエアが機械語を勝手にマイクロコードへ分解して処理してしまいますので、それと比べるとARMv8-Rプロセッサはより安全だと言えます。

組み込みの新たな時代

Cortex R52は現代的な性能と組み込みプロセッサらしい特徴を併せ持つ新しいプロセッサだと言えるます。モノがインターネットに繋がり、高性能な処理能力を持つ時代にふさわしいプロセッサと言えるでしょう。IoTの時代を制するのはやはりARMなのだと思います。

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