ポスト京はARMのカスタム命令セットに7nmプロセス採用か

ARMのカスタム命令セットが使われるポスト京

ポスト京については、ARMの電力効率の良さをそのままにスーパーコンピュータ向けの命令を組み込んだカスタム命令セットを採用すると明らかにされています。おそらくネットワーク間の同期をハードウエアレベルで実装する命令などを組み込むのでは無いかと考えています。演算能力を京の100倍に、電力を4倍以内に収めるという目標がポスト京プロジェクトにはあります。単純に考えて25倍以上の電力効率の改善ということになりますが、10nmプロセスでARMのカスタム命令セットを用いることにより、可能になると考えられていました。

7nmプロセス採用か

更にプロセスルールを微細化する案が急浮上しました。プロセスルールは電力効率の改善に関しては支配的な要素なので、とにかく微細な方が有利になります。この微細化で京の100倍を軽く超えるスーパーコンピュータが出来上がる見通しだと言います。

予算は1300億円

予算は相変わらずモリモリで、1300億円が積まれているそうです。汎用品のx86並列やGPGPU系のスーパーコンピューターは1/3も予算があれば出来てしまうので、高すぎると言う評が出てくるかもしれません。国家の威信に関わることですし、主要産業である自動車などの開発サイクルが早めることや、薬学系の特許取得競争に勝つことなどを考えれば、税収ベースで考えても簡単に回収できてしまう見込みなのでしょう。日本のスーパーコンピューターへの予算の積み方は尋常じゃ無い気がします。

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