2017年から投入される予定のARMプロセッサCortex A73

高性能、省電力

ARM社はCortex A72に比べてCortex A73は性能が3割上がるとしています。コアをさらに小さくなり、なんとコアあたりたったの0.65平方ミリメートルです。コアの小ささが特徴のARMプロセッサですが、ついにここまで来たのかというくらいの面積となりました。電力効率はCortex A72など以前のハイエンドCPUよりも高いそうです。

L1キャッシュ、L2キャッシュ共に拡大

CPUはメモリ上のデータをキャッシュすることで高速化されますが、Cortex A73は利用できるキャッシュの幅が広くなります。L1の命令キャッシュ(I-Cache)は48kbyteから64kbyteに拡大し、データキャッシュ(D-Cache)は32kbyteで固定だったものが32kbyteから64kbyteで選べるようになりました。L2キャッシュはCortex A72が最大で2MBだったのに対して、Cortex A72は8MBになります。

キャッシュとはメモリから次に使いそうなデータや命令を一時的に読み出しておき、CPUの処理速度を上げるためのものです。設計上のキャッシュの最大値が増えると言うのはすなわちライセンスを買った事業者がより柔軟にプロセッサを設計出来るようになることを指します。今後のARMプロセッサの広がりに期待です。

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