CaviumのThunderX2を搭載するサーバー製品が多数発表

SC17にてCaviumのThunderX2を搭載するサーバー製品が多数発表される

先日開催されたSC17にて、ARM v8命令セット・アーキテクチャに基づくCaviumのThunderX2を搭載したサーバー製品が多数発表されました。Caviumのプレス・リリースからは、HPC市場においてCavium、及びARM v8の存在感の高まりが伺えます。

HPE Apollo 70

HPCシステム・ベンダーとしても最大手であるHPE(Hewlett Packard Enterprise)からは同社の初のARM v8ベースのHPCソリューションである「HPE Apollo 70」が発表されました。ノードはCavium ThunderX2のデュアルCPU構成となっていて、Mellanoxの高速なInfiniBand & Ethernetファブリックを備えています。またOSはRHELやSUSEが利用可能なようです。HPE Apollo 70はメモリ・インテンシブなワークロードに強いとされ、業界標準のサーバーよりも33%高いメモリ帯域幅を提供するそうです。この製品は2018年中に利用可能となるそうです。

ソース

http://cavium.com/newsevents-HPE-Helps-Businesses-Capitalize-on-High-Performance-Computing-and-Artificial-Intelligence-Applications-with-New-High-Density-Compute-and-Storage.html

Ingrasys Osmium platform

Ingrasysは、日本ではシャープを買収したことで知られる鴻海精密工業を擁するフォックスコン・テクノロジー・グループの完全子会社です。Ingrasysは2Uに4ノードを格納するラック・マウント・サーバー「Osmiumプラットフォーム」を発表しました。Cavium ThunderX2はノード辺り2基搭載されていて、2Uに8基のCavium ThunderX2を搭載する高密度ソリューションとなっています。また、メモリはノード辺り最大1TBまで搭載することが出来ます。

IngrasysのCloud&Network Business Groupディレクター、Taco Chang氏によると、この製品はクラウドコンピューティング、クラウドストレージ、ハイパフォーマンスコンピューティング分野のさまざまなサーバ顧客からの大きな需要があるようです。また、同氏によるとCaviumはコンピューティング性能とクラス最高のメモリ帯域幅と容量を1つのSoCに統合することで、サーバー業界をディスラプトしているそうです。CaviumのThunderX2の反響の大きさが伺えます。

ソース

http://cavium.com/newsevents-Ingrasys-Announces-Production-Systems-Based-on-Caviums-ThunderX2-Processor.html

GIGABTYE R181 R281

GIGABTYEからは1Uラック・サーバーのR181 T90と2Uラック・サーバーのR281 T91が発表されました。これらはCavium ThunderX2を2基搭載する製品で、1Uラック・サーバーであるR181 T90はホット・スワップ可能な2.5インチHDDベイが12基、2Uラック・サーバーであるR281 T91はホット・スワップ可能な2.5インチU.2 SSDベイを24基備えているようです。

ソース

http://cavium.com/newsevents-Gigabyte-announces-Production-Availability-of-Caviums-Thunderx2-Based-Server-Portfolio.html

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