Apple iPad Proの最新モデルに搭載されるSoC「A10X」はTSMCの10nm FinFETプロセスで製造され、ダイ面積が最小に

AppleのiPad Proに搭載される「A10X」は小さい

AppleのiPhoneやiPadにはAppleが開発するAシリーズSoCが搭載されていますが、iPad向けのSoCには末尾にXが付くのが慣例となっています。Appleの最新世代のiPad Proに搭載されるSoC「A10X」はこれまでのどのiPad向けSoCよりもダイ面積が小さいものとなっているようです。

SoC ダイ(mm^2)
A5X 165
A6X 123
A8X 128
A9X 147
A10X 96

それどころか、近年のiPhone向けSoCと比較しても小さいダイサイズとなっています。A9 SoCのSamsungが製造したものは96mm^2と同等となっていますが、iPhone向けSoCと比較しても十分に小さい水準であることが分かります。

SoC ダイ(mm^2)
A9(TSMC) 125
A9(Samsung) 96
A10 104.5

TSMC 10nm FinFET

A10XはTSMCの10nm FinFETプロセスで製造されています。一般的にプロセスが微細であるほど大量のトランジスタが小さなダイ面積に詰め込めるようになりますが、A10XはTSMC 10nm FinFETプロセスで製造されていますので、Samsungの14nm FinFETとTSMCの16nm FinFET両方で製造されるA9や、TSMCの16nm FinFETプロセスで製造されているA10やA9Xよりも微細なプロセスで製造されていることになります。このプロセス・ルールの差がダイ面積に小ささに繋がっているのでしょう。

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ソース

http://www.anandtech.com/show/11596/techinsights-confirms-apple-a10x-soc-10nm-tsmc

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