SUSE Linux Enterprise ServerでARM 64bit版のHPC moduleがインストール可能に

SUSE Linux Enterprise ServerにてARM 64bit版のHPC moduleがインストール可能に

SUSE Linux Enterprise Server(SLES)にてARM 64bit版のHPC moduleがインストール可能となったようです。HPC moduleは以下のパッケージを含み、SLESのアドオンとして提供されるようです。

  • conman – 0.2.7
  • cpuid – 20151017 (X86-64 only)
  • hwloc – 1.11.5
  • lua-lmod – 6.5.11
  • lua-luafilesystem – 1.6.3
  • lua-luaposix – 33.2.1
  • lua-luaterm – 0.7
  • memkind – 1.7.0 (X86-64 only)
  • mrsh – 2.12
  • munge – 0.5.12
  • pdsh – 2.31
  • powerman – 2.3.24
  • prun – 1.0
  • rasdaemon – 0.5.7
  • slurm – 16.5.8.1

OpenHPCやOpenStackのメンバーであるSUSE

SUSEはマスコット・キャラクターの緑のカメレオンで知られるドイツの企業で、UbuntuのカノニカルやRed Hatと並び称されるエンタープライズLinuxディストリビューターです。無償版のOpenSUSEも提供しています。クラウド・プラットフォーム開発のオープン・コミュニティOpenStackのプラチナメンバーであり、様々なプラットフォーム上で動くHPC関連ソフトウエアを開発するオープン・コミュニティOpenHPCのメンバーでもあります。

また、特筆しておきたいのはSUSEの会長であるアラン・クラークはOpenStack理事会のプラチナ・ディレクターでもあり、OpenStackやSUSEの重要性を鑑みるに、世界のオープンソースのエコシステムにおける最重要人物の1人だと言えます。

多様化するHPCのニーズに対してARM 64bitは選択肢となり得るか

今や膨大な計算能力を必要とするのは科学技術研究だけでは有りません。SUSEによると、様々な営利企業がHPC環境を構築し、データ分析などのビジネスにフォーカスしたワークロードに活用しているそうです。多様化するHPCのニーズに対してARMは選択肢となり得るのか、SUSEはその鍵を握っていそうです。

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ソース

https://www.suse.com/communities/blog/sles-12-high-performance-computing-module-arm-based-systems-now-available/

https://www.suse.com/ja-jp/newsroom/post/2012/suses-alan-clark-elected-chairman-of-openstack-foundation-board/

http://www.openhpc.community/

https://www.openstack.org/

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