Raspberry Piはなぜお買い得なハードウエアか

Linuxカーネル 4.10の発表と、そこに名前が出てくるRaspberry Pi

先日Linuxカーネル 4.10が発表され、Raspberry Pi向けのグラフィックス関連のカーネルドライバの強化が発表されました。モデル名を名指しで明記されているハードウエアRaspberry Piは、将来性が抜群だと言えるでしょう。

オープンソースは安かろう良かろう

オープンソースソフトウエアはそもそも安くて良いものです。Linuxカーネルはその中でも最も成功したと言って良いソフトウエアで、サーバーはHPCシステムなど、性能の必要になる領域には高い確率でLinuxカーネルが採用されます。

オープンソースソフトウエアは無料でダウンロードして使用出来るので、コスト・パフォーマンス比は無限大となりますが、強いて言えばハードウエアの代金がコストとなるでしょう。

Raspberry Piという現在5000円そこそこのハードウエアは、そのハードウエアをサポートしてくれているオープンソースコミュニティに成果物を全て使えて5000円そこそこなのです。Linuxカーネル開発者の間でARMは支持を集めつつあり、Raspberry PiはARMのプラットフォームの中でも最大の支持を集めています。それだけ多くの人に支持され、大量の成果物が使えるコンピューターが5000円なのです。

ARM 64bitで動くLinuxは伸び盛りのホットなプラットフォームと言えます。それがたったの5000円で体験出来るのですから、ことんでもないコスト・パフォーマンス比だと言えるのでは無いのでしょうか。

並列コンピューティング環境として

DRMドライバ(LinuxのGPUドライバ)が開発されていると言うことは、CPU-GPUのヘテロジニアスコンピューティングクラスタとして動く可能性があると言うことです。1つ5000円と言うことは8個買っても40000円そこそこだと言うことです。ルータが高くなるのが問題ですが、ミドルレンジマシン一つ分程度の値段で、並列コンピューティング環境を作って遊べるのです。4クラスタ程度ならルータも高くなりませんし、4クラスタスター型の並列コンピューティング環境で遊んだりしたら最高に面白いのでは無いでしょうか。

Raspberry Pi他のシングルボードコンピューターと比べて圧倒的に支持され開発されていると言う強みがあります。個人レベルでクラスタ型システム設計のいろはを学ぶには最高のプラットフォームだと言えるのでは無いでしょうか。

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