Qualcommがサーバー用の48コアプロセッサ「Centriq 2400」のサンプルを出荷開始


ARMアーキテクチャのプロセッサベンダーの最大手Qualcommのデータセンター向け戦略


Qualcommは既にスマートフォン向けプロセッサ市場で大きな勢力を誇るIT界の巨人です。そのQualcommがデータセンター向けプロセッサ市場でのシェア獲得に動いています。

立ち上がるブランドの名前はCentriqだそうです。スマートフォン向けのSnapdragonと共に主力となっていくのでは無いでしょうか。


どうやら今度は噂では無いらしい


Qualcommのサーバー事業への進出はかねてより噂されていました。モバイルプロセッサのリーダーとも言えるQualcommは技術も資金も十分であり、事業を拡大する素地は備わっているはずです。

また、LinuxディストリビュージョンのARM対応も随分と進みました。DockerやCoreOSなどの最新の仕組みが動くARMサーバーを、既に米Pocket Hostが運営しており、ARMプロセッサのためのソフトウエア資源は整いつつあると言えます。


サンプル出荷されたプロセッサのフラッグシップCentriq 2400は48コア


データセンター向けプロセッサのフラッグシップはQualcomm Centriq 2400と言う名前のようです。48コアと、やや控えめなコア数となっています。ARM社の提供するIPの中には最大128コアのコヒーレント構成が可能となるプロセッサ内のインターコネクトも含まれていますので、コア数がXeon Phiなどと並ぶのは時間の問題でしょう。

現在分かっているCentriq 2400のスペックは

  • Falkorコア(ARM 64bitカスタム) x48

  • マルチスレッド非対応(48スレッド)

  • Samsung 10LPP及びTSMC CLN10FFで製造

と言ったごく限られたものです。もう少し手の内を晒して欲しいところですね。続報を待ちましょう。

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