ROCm 1.7はTensorFlowとCaffeに対応、RadeonのAIコンピューティング環境の整備が進む

GPGPU関連で動きを見せたVega世代

AMDのGPUシリーズRadeonの最新の世代であるVega世代では、Radeon INSTINCTシリーズが新たにラインナップされ、ROCm(Radeon Open Compute)の開発が進むなど、PGPU関連で様々な動きを見せました。VegaアーキテクチャはAIブームとともに注目される16bitや8bitの低精度演算の機能が拡充され、そのポテンシャルは非常に高いものとなっています。以下の記事に紹介した通り、Radeon Vega Frontier Editionの発売前に、AMDによって行われたDeepBenchを用いたベンチマーク・テストでは、Tesla P100を30%上回る結果を叩き出しています。このベンチマークに使用されたROCmのバージョンは1.5です。

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ソース

https://pro.radeon.com/en/vega-frontier-edition/

ROCm 1.7はTensorFlow、Caffeに対応

先日行われたSC17でのAMDのアナウンスによると、ROCmはバージョン1.7にアップデートされていて、またROCm 1.7ではTensorFlow、Caffeに対応しているようです。TensorFlowはGoogleが開発するオープンソースの機械学習環境として有名で、CaffeはFacebookが開発するオープンソースの機械学習環境として有名です。これら二つのメジャーな機械学習環境に対応したことは大きな意味を持つでしょう。また、マルチGPUにも対応したようです。

また、ROCm 1.7では、「ヘテロジニアス・コンピューティング戦略の基礎」(foundation for a heterogeneous computing strategy)という名目で、追加の数学ライブラリと、ソフトウエア開発サポートを提供するそうです。

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ソース

https://www.anandtech.com/show/12032/amd-announces-wider-epyc-availability-and-rocm-17-with-tensorflow-support

http://www.amd.com/en-us/press-releases/Pages/amd-delivers-supercomputing-2017nov13.aspx

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