14nmFinFETプロセスのAMD Radeon、RX480、RX470、RX460が揃いGPUは次の次元へ

衝撃的な性能を叩きだす最新GPUの影に14nmFinFET

14nmプロセスという超微細プロセスはGPUにとっては天国のようです。一世代前は28nmプロセスでしたから、単純に考えるとトランジスタ数に対するダイサイズは1/4程度になります。実際には様々な要因があって1/2程度になっていますが、これによって発熱が抑えられより高クロックでの運用が現実的になり性能アップにつながったと言うのがGPUの今です。なんとついにGHzオーダーでの駆動が現実のものとなっています。

まだフラッグシップは出ていない

RadeonのRX480は単精度の理論値が5FLOPSと既にフラッグシップ並の演算能力ですが、プロセスが微細になったのにも関わらずトランジスタ数57億程度とフラッグシップと呼ぶには些か小規模です。従来のプロセスでトランジスタ数89億個のGPUを作っていたので、今世代ではトランジスタ数100億オーバーのGPUがフラッグシップとして出てくると見ています。驚くのはまだ早いとAMDがニヤニヤしているのが目に浮かびます。

グラボを買い換えるのに良い世代

14nmプロセスのCPUはオーバークロックをしづらいと言われています。このことが何を示しているかと言うと、プロセスが微細過ぎて熱暴走が起きやすいということです。これ以上微細化すると熱暴走が抑えられなくなると考えられます。既に微細化は打ち止めと見る見方もあるくらいで、確実にGPUのパワーアップはゆるやかになるでしょう。今回ほどのスペックアップは今後しばらくの世代で無いものと見ていいと思います。

RX460の下の世代にも注目

RX470はRX480の廉価版ですが、RX460は趣向が違うように見えます。低価格モデルはワットパフォーマンスの良さが売りになります。理論値2TFLOPS弱のグラフィックボードがTDP75W以下、つまり補助電源無しで利用出来るようになったことは特筆すべきことでしょう。アイドル時での消費電力のベンチマークも30Wを切ってくるようです。ライトゲーマーには十分過ぎる性能ですし、これは売れるのでは無いのでしょうか。またそれ以下のモデルや、APUのZenのスペックも要チェックです。

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