AMD Radeon Pro向けのドライバが2017年Q3のアップデート、パフォーマンスと電力効率が改善

AMD Radeon Pro/Fire Pro向けのドライバが2017年Q3のアップデート

AMD Radeon Pro/Fire Proのドライバは四半期の第四木曜日にアップデートが行われますが、Q3の第四木曜日である7月27日にアップデートが行われました。次のQ4のアップデートは10月26日に行われ、2018年のアップデートはQ1は1月25日、Q2は4月26日に行われます。

  • アップデート・スケジュール(四半期ごと)
    • 17Q3: 7/27
    • 17Q4: 10/26
    • 18Q1: 1/25
    • 18Q2: 4/26

Radeon Proエンタープライズドライバ17.Q3のハイライトは以下の通りです。

  • Windows® 10 Creators Updateに対応
  • 8K、及びDell HDRディスプレイに対応
  • Radeon Pro ReLiveに対応
  • LiquidVR™に対応
  • DirectX® 12とVulkan™に対応
  • Windows® 10 Device Guardに対応

今回のアップデートには、AMDのパワフルなプロフェッショナル・グレードのハイレゾ・スクリーンキャプチャ、及びレコーディングソリューションの「Radeon Pro ReLive」や、Radeon VR Readyクリエイター・グラフィックス・カード上でのプロフェッショナルなVRワークフローを可能とする、AMDの先駆的なVR技術「LiquidVR™」に対応することなどが含まれています。

また、DirectX® 12とVulkan™のサポートと合わせて、Radeon Proエンタープライズ・ドライバ17.Q3は、来るべきリアルタイム・ゲームエンジンのプロフェッショナルなワークフロー革命への準備が整うよう設計されたようです。Unreal EngineやUnityなどのツールは、ストーリーボード、CADビジュアライゼーション、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)などのリアルタイム・プロビジョニングに使用されているそうですが、これらのようなゲーム以外の商業用途へのゲームエンジンの活用がアシストされます。

今回のアップデートでセキュリティ機能の強化もあったようで、Windows®10 Device Guardのサポートにより、ユーザーはデバイス上で信頼されているアプリケーションをロックダウンすることができ、マルウェアからの保護が強化されます。

パフォーマンスと電力効率の向上

また、今回のアップデートによって、パフォーマンスと電力効率の向上が達成されたようです。パフォーマンスは以下のように伸びています。

  • AUTODESK 3DS MAX: 5%
  • AUTODESK MAYA: 5%
  • SIEMENS NX: 7%
  • Premiere Pro CC: 9%

これらは同じグラフィック・ボードであるRadeon Pro WX7100で計測されたパフォーマンスを2017Q2と2017Q3でリリースされたドライバで比較したものです。同一のグラフィック・カードで、実アプリケーションで最大5%から9%パフォーマンスが伸びたようです。

また、電力効率は以下のように大幅な向上を達成しています。

  • 消費電力: 最大20%
  • GPU温度: 最大10%
  • ファン速度: 最大5%

最大20%省電力になり、GPU温度は最大10%下がります。ファン速度は最大5%下がるようです。

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ソース

https://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/AMD-FirePro-and-Radeon-Pro-Software-17.Q3-Enterprise-Release-Notes.aspx

http://www.anandtech.com/show/11673/amd-releases-radeon-pro-software-enterprise-driver-17q3

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