Radeon RX VEGAの情報がリーク、Linux向けのドライバから

Radeon RX 500シリーズの最上位モデル、VEGA 10アーキテクチャのRadeon RX VEGAの情報がリーク

先日Radeon RX 500シリーズGPUを搭載するローエンドからミドルレンジのボードが発売されましたが、これらは最新のVegaアーキテクチャでは無く改良を加えたPolarisアーキテクチャのGPUです。ハイエンド製品として、VegaアーキテクチャのRadeon RX 590、Radeon RX VEGAが販売されると見られています。

Vegaアーキテクチャに対応するドライバの開発は随分前から進められており、多くの作業が完了しています。VegaアーキテクチャはAMDの機械学習向けGPUシリーズRadeon INSTINCTの最上位製品にも採用される予定で、AMD肝入りの製品となっています。

AMDのGPUのドライバの開発はオープンソースで進められています。今回のリーク情報はAMDのエンジニアが書いたドライバのソースコードに由来するものだそうです。

ストリーム・プロセッサ数4096誇り、AMDの様々なテクノロジーに対応するボード「Radeon RX VEGA」

今回のリーク情報によるとVega 10は64個のNCUそれぞれが64個のGCNストリーム・プロセッサを持ち、合計で4096個のストリーム・プロセッサを搭載するようです。このストリーム・プロセッサはさらに4つの区分に分けられるそうです。

1024のストリーム・プロセッサ(SP)毎に2つの非同期計算ユニット(Asynchronous Compute Unit:ACU)、1つのレンダー・バックエンド、4つのテクスチャ・ブロックを持っているようです。各レンダー・バックエンドは16個のレンダー・アウトプット・ユニット(ROP)で構成されているため、全体では64個のROPを持つことになります。また、各テクスチャ・ブロックは16のテクスチャ・マッピング・ユニット(TMU)からなり、全体で256個のTMUを持ちます。

GPU sensors, partial resident textures, network virtualization, non-contiguous vRAM mappingなどのAMDの様々なテクノロジーに対応し、最大で8つの独立したワーク・スレッドをサポートするようです。

機械学習の新たな選択肢となるか

Vega 10はRadeon INSTINCTにも採用される予定のアーキテクチャで、半精度演算性能や四半精度演算性能が高いことが特徴です。Rasdeon RX VEGAは半精度演算性能が25TFLOPSに上ると見込まれていますが、半精度演算性能の理論値25TFLOPSはNVIDIAのGPGPU向けシリーズTeslaの最上位モデルTesla P100すら凌ぐ性能です。この性能がコンシューマー向けグラフィックボードに降りてくること自体驚異的と言えます。

もしRadeon RX VEGAがVega 10のフル機能を使えるものだとしたら機械学習の新たな選択肢となるかも知れません。続報を待ちましょう。

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ソース

http://wccftech.com/amd-radeon-vega-specs-leaked-linux-patch/

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