Ryzenの後に続く14nm FinFETのZenベースAPUにフォーカス

Snowy Owl

Snowy Owlはサーバー向けの製品です。WCCTechによると、Snowy OwlはGPUにVEGAを搭載するAPUとなり、2017年前半での投入が予定されているようです。

サーバー向けのAPUというと、AMDがHPC向けのAPU製品を中国大手のHPCサーバー・ベンダーSugonに卸すことを決定したというニュースが2016年4月にありました。Sugonに卸されるこのAPUはZenとVEGAで構成されると言う噂があり、Snowy Owlがそれに当たるのではと囁かれています。

Snowy owlははデスクトップ向けのSummit Ridgeよりもサーバー向けのNaplesに近い製品のようです。Naplesから16コア削った分、VEGA GPUやGPU用のHBMメモリなどが搭載されるのでしょう。AMDが開発するHPC向けのAPUについては2015年から噂されているようで、fudzillaによると、GPUの理論演算能力は4TFLOPSオーバー、HBM-GPU間の帯域幅は500GB/sで、CPU-GPU間のインターコネクトは4本のGMI(Global Memory Interconnect)で接続され、100GB/sの帯域幅を誇るようです。VEGAアーキテクチャですので、4TFLOPSという数値がFP32だとすれば、半精度のFP16は8TFLOPSを誇る計算になり、機械学習用のプロセッサとしても競争力のある数字になります。もしこの噂が本当であれば、NVIDIAのTeslaの対抗馬として十分な性能が期待出来るでしょう。

Raven RidgeとHorned Owl

Raven RidgeとHorned Owlは、どちらもZenとVEGAが搭載され、デスクトップPC向け、ノートPC向け双方の製品の展開が予定されているようです。発売時期は2017年後半です。14nm FinFETプロセスにて製造されるこの2シリーズは果たしてどのように差別化されるのでしょうか。続報を待ちましょう。

Zen + VEGA のAPUが3つ

14nm Fin FETプロセスでは、Ryzenに続いてZen + VEGA構成のAPUが3シリーズ予定されているようです。CPUアーキテクチャであるZenにばかり注目が集まりますが、APUについてもトリッキーなことをしてくれる可能性があり、目が話せない状況となっています。

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中国のエクサスケールに名乗りを上げると見られるSugonはZenとVEGAとHBMの最強APUを使うらしい

デスクトップ版AMD Zenの性能はIntel i7 6900Kと競合するレベルらしい。

ソース

http://wccftech.com/amd-avian-apu-roadmap-2017-2018-2019/

http://fudzilla.com/news/processors/40489-amd-to-announce-sugon-deal

http://www.fudzilla.com/news/processors/38402-amd-s-coherent-data-fabric-enables-100-gb-s