AMDがLG、MediaTekなどを相手に訴えを起こす。ATI保有の特許権の侵害が争点。

3つの特許権を主張するAMD

AMDがLG、MediaTek、Sigma Designs、Vizioを相手に訴えを起こしたようです。AMDはこれらの企業がAMDが買収したATIの保有していた3つの特許を侵害していると主張しています。その特許とは以下の3つです。

  • unified shaders (‘133)

  • parallel pipeline graphics system (‘506)

  • a graphics processing architecture employing unified shaders (‘454)

訴状には現在特許申請中の以下の技術に関する言及もあるようです。

  • GPU architectures with unified shaders (‘967)

槍棚に上げられているのはHelio P10など

奇妙なことに、特許を侵害している可能性のあるチップの1つに、Helio P10があるようです。このチップはモデル名からも推測出来るように、10コア(2+4+4の3クラスタ)のSoCとして有名です。しかし、GPUとしてはARM社の設計であるMali T860を統合しており、スペックだけを見れば他の多くのチップでも採用されているような構成に見えます。また、このチップがATIのグラフィックス関連の特許を侵害するのであれば、ARM社を相手に訴えが起きていても良さそうなところです。Mali T860に対する何かしらのカスタマイズがあり、そのカスタマイズについて特許侵害があったのでしょうか。

AMDが法的に動く

AMDが法的に動くというのは珍しい事態です。Intelの不正行為に対する訴訟を起こしたのは2005年のことのようですが、その時のような重大な事態が起きているのでしょうか。

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ソース

http://www.itcblog.com/amd-files-new-337-complaint-regarding-certain-graphics-systems

http://www.anandtech.com/show/11101/amd-files-patent-complaint-against-mediatek-lg-vizio

http://www.mediatek.com/

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