AMD Radeon Pro WX7100、WX5100、WX4100が出荷 非SSGのRadeon Pro

AMDのワークステーション向けGPUの新シリーズRadeon Pro WX

AMDのワークステーション向けGPUの新シリーズRadeon Proのラインナップが拡充されました。Polarisアーキテクチャを採用しており、Global Foundriesの14nmプロセスで製造されているようです。

WX 7100 W7100 WX 5100 WX 4100
SPs 2304 1792 1792 1024
Boost Clock ~1.24GHz 920MHz ~1.09GHz ~1.17GHz
Memory Clock 8GT/s GDDR5 5GT/s GDDR5 6.6GT/s GDDR5 7GT/s GDDR5
Memory Bus Width 256-bit 256-bit 256-bit 128-bit
Memory Band Width 256GB/s 160GB/s 211.2GB/s 112GB/s
VRAM 8GB 8GB 8GB 4GB
TBP 130W 150W 75W 50W
Width シングル シングル シングル シングル
Height フル フル フル ハーフ
GPU Polaris 10 Tonga Polaris 10 Polaris 11
アーキテクチャ Polaris GCN 1.2 Polaris Polaris
プロセス GF 14nm TSMC 28nm GF 14nm GF 14nm
発売日 11/10/2016 08/2014 11/18/2016 11/10/2016
価格 $799 N/A $499 $399

さて、これはどう見るべきでしょうか。まずたったの800ドルでWX7100が買える点は特筆すべきでしょう。実売で1000ドルを切りそうです。使いたいソフトがCUDAではなくOpen CLでのGPUアクセラレーションを実装している場合、良い選択肢かも知れません。WX7100はVRなどの未来的なリッチコンテンツのクリエイター向けだそうです。

WX5100はフルハイトのGPUが入るCADマシンで大いに活躍してくれそうです。設計の効率化がたったの500ドルで手に入るのと考えると、かなり訴求力のある製品だと思います。

WX 4100はハーフハイトが特徴ですね。小型マシンでのCAD設計などが現実的になりそうです。価格も400ドルと控えめで、オフィスの景観を損ねたく無いような、美意識の高い企業に向いている気がします。消費電力も50Wと随分とスマートですね。流石14nmプロセスと言ったところです。

Radeon Proと改称し、どういう戦略を取るのか

FireProはハッキリ言って残念なブランドラインでした。全体的にnVIDIAの製品に劣るのです。nVIDIAにシェアを奪われ、認知度は下がっていきました。

Radeon Proシリーズの発表と同時にSSGというフラッシュメモリのラストレベルキャッシュ化と言う先進的な技術が公開されました。そういうこともあり、私はRadeon Proには期待しています。

新しいWXシリーズは確かに平凡なのですが、それぞれのボードにテーマや訴求したい市場が感じられFirePro時代からの変化を感じます。AMDの体質は変わりつつあるのかもしれません。

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