nVidiaのGPUコプロセッサTeslaの新モデルP4とP40はとてつもない

Teslaの新モデルが10月発売されるらしい

Tesla P4単精度5.5TFLOPSで50W-75W、凄まじい電力対性能比を実現しています。75Wと言えば補助電源が要らない消費電力です。そんなボードで5TFLOPSオーバーの時代が来てしまいました。この超絶電力効率はプロセス・ルールの進歩が大きいのでしょう。プロセス・ルールの進歩のメリットを省電力に振り切ったボードがTesla P4というわけです。メモリはGDDR5 8GBで帯域幅は192GB/sだそうです。

P40は単精度12TFLOPSで250W、こちらは超高性能HPCサーバー向けだそうです。プロセス・ルールの進歩を性能に振り切ったモデルと言えそうです。メモリはGDDR5 24GBで帯域幅は384GB/sだそうです。

東工大のTSUBAME2.5の3774枚のTesla K20XをTesla P4に変えたら

TSUBAME2.5はPCIe Gen2でコプロセッサを繋いでいますので、P40へのアップグレードは無謀ですが、性能の近いP4であれば十分アップグレードパスになりそうです。もしこれが実現すれば、単純計算で(235W-75W)*3774枚で603.84kWの節電になります。TSUBAME2.5の消費電力は1.4MWなので半分近く減る計算になります。Pascalアーキテクチャは倍精度演算に秀でていますし、単精度演算でもK20Xを超えていますので、性能の向上も期待できます。

TUBAME3.0はアグレッシブな設計になることを明かしていて、おそらく通常のGPGPUサーバーにはならないと思われます。TSUBAME2.5の普通の構成だからこそのみんなの使えるスーパーコンピューターと言うコンセプトは次世代で死ぬということです。ここでnVidiaが本気の省電力Teslaを出してきたことはTSUBAMEが更に羽ばたく大きなチャンスなのかも知れません。

省電力なP4には驚いた

とにかくTesla P4の電力対性能比には驚きました。このコプロセッサはGeforce GTX 750tiの消費電力でGeforce Titan Zの性能を出してしまうようです。その破壊力は前述した例で明らかでしょう。産学に大きな影響を与えそうです。

GPUの進化はまだ止まらず、GPGPUの時代もまだまだこれからなのかも知れません。

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