SK HynixがLPDDR4X 8GBモジュールを発表、わずか0.6Vで駆動する省電力規格LPDDR4X

SK Hynixがモバイル向けのLPDDR4Xチップの詳細を発表

SK Hynixがモバイル向けのハイエンドメモリチップを発表しました。8GB及び6GBの展開で、データレートはそれぞれ4266 MT/s、3733 MT/sとなるようです。21nmで製造されているようで、12mm x 12.7mmという大きさとなっています。従来のチップの標準的な大きさである15mm x 15mmから30%小さくなったようです。

新規格LPDDR4Xは、LPDDR4よりも低い電圧で動きます。その結果、IOドライバの消費電力を55%抑え、トータルの消費電力を20%抑えることが出来るようです。モバイル向けの次世代規格として注目されているものの一つが実現しました。

帯域幅34.1 GB/s

現在モバイルチップのグラフィックス機能はメインメモリをCPUと共有して動くのが主流です。GPUの高性能化に伴い、メインメモリの帯域幅が枯渇していきます。モバイル体験を向上させるためには、より広い帯域幅の確保は重要な課題です。

データレートが4266 MT/sのモデルは、8 Byte (64bit) x 4.266 GT/s = 34.1 GB/sの帯域幅を持っています。メモリコントローラーが2基あれば、帯域幅は68.2 GB/sとなります。これはRadeon HD 4850の63.55 GB/sを凌ぐ帯域幅です。広い帯域幅という課題は解決しつつあるのかもしれません。

すでにモバイルデバイスの製造は始まっている

このチップはすでに製品化が始まっているようで、来月デモが発表されるHelio P20搭載端末に使用されているようです。大容量で帯域の広いメモリはスマートフォンの使われ方を変えるのでしょうか、注目です。

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