nVIDIAはディープラーニング向けのスーパーコンピューター/HPCシステムベンダーとしても動き始めた

nVIDIAはどんな企業と言えるだろうか

nVIDIAはどんな企業だと言えるでしょうか。既にただのGPUベンダーとは言えないレベルの企業となっているかと思います。HPC用のコプロセッサとしてGPUを使うGPGPUと呼ばれる手法は既に一般的になり、コプロセッサメーカーとしての顔も持ちます。GPGPUサーバーやゲーミングサーバーも続々と誕生していて、サーバー市場に対するマーケットも持ちます。

近年nVIDIAはコプロセッサメーカーとしての顔を強めています。CUDAと言うGPGPU環境を整備し、今年リリースされたPascalはほとんど数値演算コプロセッサとして設計されたと言って過言ではありません。Tesla P100がPascalアーキテクチャの完成形であり、その他はその廉価版と言えます。

ディープラーニングの流行はnVIDIAのこの動きを加速させました。Pascalアーキテクチャのプロセッサは、16bitの半精度演算、8bitの四半制度演算などの低精度演算の能力を謳い文句にリリースされました。ディープラーニング市場でのシェアの確保は、どうやらnVIDIAの最重要課題のようです。

スーパーコンピューターを作るnVIDIA

nVIDIAが狙っているのは、ディープラーニング向けコプロセッサというジャンルで最強のメーカー座だけでは無いようです。2016年11月の省電力スーパーコンピューターGreen500で1位に踊り出たのは、なんとnVIDIAのスーパーコンピューターでした。

Green500はTOP500を省電力順に並べ替えたものです。nVIDIAのスーパーコンピューターがTOP500に入っていると言うことに驚きました。既にnVIDIA内だけで巨大なHPCシステムを構築出来る技術力があるのです。それも世界最高の電力効率のHPCシステムです。この先、nVIDIAは強力なHPCシステムベンダーとしての顔も持つようになるのでしょう。

カリフォルニア大学バークレー校にHPCシステムを納入するnVIDIA

nVIDIAは既にHPCシステムの受注を多数受け付けているようで、先日カリフォルニア大学バークレー校への納入を決めたようです。AI研究用のスーパーコンピューターだそうです。ディープラーニング市場は既にnVIDIAの一人勝ちなのでしょうか。

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