Samsungが10nmプロセスを発表 

Samsungが10nmプロセスを発表

Samsungはチップの開発から端末の製造までを行える大IT企業です。最近ではGalaxy note 7の件が文字通り炎上し、端末の製造においては苦境に立たされているSamsungですが、チップの製造事業で10nmプロセスを発表したことで株価の急落は免れました。多くの事業に手を出しリスクを分散するという基本的な戦略が功を奏したと見れます。

さてSamsungの現在のフラッグシップ向けのファウンダリは14nmプロセスでチップを製造しています。自社製のチップExynos 8890はもちろん、米QualcommのフラッグシップSnap dragon 820も製造されて来ました。nVidiaやAppleなどのビッグネームも顧客に抱えていて、Samsungが世界で戦える技術力を持ったチップの製造工場を持っていることに疑う余地はありません。

さて、10nmプロセスですが、2017年Q1に製造を予定しているチップに採用出来るようです。Intelは2017年2Hまで遅れることを明らかにしていて、米GFは10nmプロセスを飛ばし7nmプロセスの開発をしていく方針なので、10nmではTSMCとの一騎打ちとなります。この時期に製造に移ることが出来れば恐らくTSMCすら抜き去ります。

シリコンチップの製造工場の勢力図はTSMC、Samsungのアジア勢力、Intel、GFのアメリカ勢力という構図となっていますが、そのパワーバランスは刻々と変化しているようです。注目していきましょう。

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